【ライトノベル紹介】ヤっちまった奴らの青春劇:『サイコメ』

引用元:amitsubunko.jp/product/301409000886.html

こんにちは真白です!

今回は第14回えんため大賞優秀賞を受賞された水城水城(みずしろみずき)先生が書かれた『サイコメ』をご紹介します

本作の特徴をざっくりいってしまえば、タトュー・ガスマスク・美少女をこよなく愛する著者水城水城先生の性癖がゴリゴリに詰まったハードコア系ラブコメディでございます。

表紙絵は、個人的にゴスロリ美少女を描かせたらこの人の右に出る人はいないんじゃないかなと思う神絵師生煮え先生が担当しております。

そんなお二人が共に手を取り合った本書でございますが、この記事を読まれている方の中には「作者の性癖が詰め込まれた作品で楽しめるのかな?」と思う方もいらっしゃるかもしれません

安心してください。めっちゃ面白いです。

というのもラノベ業界では「3巻の壁」という言葉がございまして、打ち切りの多いラノベ業界で続刊を出すことの難しさを表した言葉です。

これは大賞を受賞したライトノベルでも例外ではありません。

しかし本作はそんな壁をぶち破り、3巻を超えて6巻+短編集の計7巻まで続刊し続けた人気作となりました。

これだけではありません。

なんと、人気が有りすぎて「舞台化」までしてしまいました。(舞台HP

そんなに人気出たの!?と突っ込みたくなる気持ちもございますが、それは本作がそれほどまで魅力的であることの何よりの証左だと思います。

作品の概要は以上といたしまして、ここからは作品のあらすじと本作の魅力をお伝えできればと思います。

それではいきましょう٩( ‘ω’ )و

あらすじ

ごく普通の高校生神谷京輔(かみやきょうすけ)はある日、男性12人を殺害した容疑者として警察に連行されてしまう。「あのー、刑事さん。コレは一体なんの冗談ー」「男性十二人が殺害された事件ーーその容疑者として、貴方を緊急逮捕します」。

抵抗する間も無く京輔が連れて行かれたのは警察署ではなかったーー。

そこは未成年の犯罪者ー特に「殺人」を犯した二十歳未満の男女が集められた更生施設《プルガトリウム更生学院》。「我らが学び舎《プルガトリウム更生学院》へようこそーーー殺人鬼ども」。

周りは殺人鬼ばかりの中、冤罪で収監された京輔はこの危険な学院を無事に卒業することができるのかーー。

最大の魅力

主人公の置かれる環境の設定から本作は既にぶっ飛んでいますが、やはり今作一番の魅力はキャラクター達の個性です。

スレンダーなツンデレ美少女。ガスマスクをした巨乳。ゆるふわなドジっ子。でもみんな殺人鬼と個性が渋滞しているキャラクター達と過ごす学園生活はいったいどのようなことになるのか。

学校生活の中にアブノーマルなエッセンスを加えることにより、一般的なラブコメ小説では味わうことのできない刺激的な内容となっている本書。

水城先生が描く普通とは違うラブコメディにあなたもハマる事間違いなしでございます。

まとめ

まとめると本書は

  • 著者:水城水城先生|イラスト:生煮え先生が書かれたハードコア系ラブコメディ
  • 美少女もいっぱい。殺人鬼もいっぱい
  • ピュアな物語を読んできたあなたに送る刺激的な青春群像劇

といった内容になっております。

今回は以上です!

この記事が参考になったのであれば幸いでございます。

『サイコメ』は本編6巻+短編集1巻の計7巻とシリーズものとしては読みやすいボリューム感となっていますので、ぜひこの機会に読んでみてはいかがでしょうか?

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